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♈︎Aries ☘️祈鈴 -Inori-
___私は、私の翼を見つけたよ。
シェラタン「人目を気にする常識」
Poem>
CV:朔
年齢:18歳(高校3年生)
誕生日:4月20日
身長:157cm
家族構成:父、母、兄(高校3年)
心鍵:さくらピンク
好きなもの:アロマオイル,絵を描くこと
嫌いなもの:ひとりぼっち
好きな食べ物:ハーブティー
嫌いな食べ物:いちご
特技:空気を読むこと
祈鈴 課題台詞祈鈴(cv.朔)
00:00 / 01:29
“自信”を失った
自分に自信がないため、周りと常に合わせていないと怖い
大人しく穏やかな、極端に周りを気にする少女。
常に周りの空気を読み、目立たないように生きてきた。
だが「星巫女」に選ばれたことにより
神の依代として遠巻きに見られるようになり
否応なく恐れていた「特別」になってしまう。
そんな自分の立場を疎み、辞めてしまいたいと思っていた。
星巫女になってから、絵を描き始める。
Birthday Sound 1 ☪︎₊*˚
最後に空を仰いだのは、いつだろう
最後に桜を見上げたのは、いつだろう
いつからか、上を向くことを止めてしまった
愛想笑いを浮かべて、目立たないよう俯いて
少しずつ呼吸が苦しくなるのにも、気付かないふりをして
惨めになって泣いたって、誰も祈鈴を救ってくれない
「笑わないで」って悲鳴も騒音にかき消される
だから今日も下を向いて、見ないふりを繰り返すのだ
差し伸べられた灰色だって、祈鈴が掬うには綺麗すぎるから
Birthday Sound 2 ☪︎₊*˚
「自信」を失った。
確固たる揺るぎない一個人として生きていていいのは、
選ばれた一部の人間だけだ。
「特別になりたい」だなんて願いを叶えられるのは、
自由に大空を羽ばたけるのは
、最初から翼を与えられた人間だけ。
才能も取り柄も何もない、
生まれた意味も価値も分からない、
そんな翼を持たない人間は。
惨めに空から墜落しないように、
誰かと同じになるしかない。
行き先を合わせて、自分を殺して笑って、
それでようやく飛ぶことが出来る。
それが祈鈴にとってのたった一つの呼吸法だった。
だけどもし、祈鈴に翼があるのなら。
「祈鈴さんに、色を塗って欲しいんです」
そんな無垢な彼女の言葉が、祈鈴に翼をくれるのなら。
彼女の笑顔を、祈鈴の存在価値に出来るのなら。
いつか貰った翼が折れて千切れる日が来たとしても。
千切れた羽根を抱えていられるのならきっと、
落ちていくのも怖くない。
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