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♓︎Pisces 🎐咲羽 -Sakiha-

___この世界に出会わせてくれて、ありがとう。

写真 2022-12-17 0 14 44.png

色彩”を失った
咲羽の瞳を通して見える世界は、全てが無彩色

ふわふわと舌っ足らずな話し方をする幼い少女。
色彩を失った分感受性が豊か。
特に音楽的才能があり、Noirale໒꒱°*。という名義で
作詞作曲をして歌い手の活動をしている。
祈鈴のことを姉のように慕っている。

ラムダ・ピスキウム「信じた道を進む強い個性」
Poem>
CV:おとの。
年齢:13歳(中学1年生)
誕生日:3月16日
身長:140㎝
​家族構成:父、母
心鍵:エメラルドグリーン
好きなもの:明かり、音楽
嫌いなもの:図画工作
好きな食べ物:ビーフシチュー
嫌いな食べ物:茄子
特技:作詞作曲

咲羽 課題台詞咲羽(cv.おとの。)
00:00 / 01:28

  Birthday Sound 1 ☪︎₊*˚​

咲羽①.png

咲羽は一人、夜を歩いていた。
誰もいない星天界に、透き通る星灯り。
彩りの欠けた世界でも、咲羽の世界は確かに輝いている。

幼い頃の咲羽は、ずっと泣いていた。
色が分からないことを、変だと思っていた。
自分は、みんなと同じ世界を見られないのだと思っていた。


だけど、違った。
咲羽は確かに、みんなと同じ世界を見ていた。
少し違う場所から見える世界は、それでも綺麗だった。

今ならきっと、胸を張って言える。
幼い咲羽の涙を、優しく拭いながら。

私は、この世界が好きだよ、って。

  Birthday Sound 2 ☪︎₊*˚​

2-1 咲羽.png

 「色」を失った。

 気付いた時には、世界は既に灰色だった。
 その「灰色」という定義さえも、
理解出来ている訳ではない。
 みんなの話す彩りに満ちた世界が見られない咲羽のことを、
周囲が勝手に「灰色しか分からない」と呼ぶだけだ。
 周りの人達と違っても、咲羽は咲羽の世界を見ている。
 花咲く並木の鮮やかな香り。
小鳥の明るい歌い声。
窓辺から差し込む太陽のぬくもり。
 たとえ色が分からなくても、今日も咲羽の世界は綺麗だ。
 誰かに「可哀想」と決めつけられても、
咲羽はこの世界が好きだった。

 だけどもし、咲羽に色が分かるなら。
 心のどこかで焦がれていた、色彩のある世界。
 鮮やかに彩られた咲羽の絵を見たい。
初めて抱いたそんな願い。

 神様が叶えてくれた最後の願いは、柔らかな桜色だった。

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